石狩で暮らす人や、石狩に関わる人が集まり、石狩のこれからをゆるっと語り合う「石狩ミライゆる会議」。
2026年9月16日(水)に、第7回が開催されました。
2025年9月17日に開催された第1回から、ちょうど1周年を迎えた今回の会では、厚田獅子舞保存会の活動や、石狩の情報を発信する地域メディア、全国とつながる鍋の商品開発など、3人の登壇者がそれぞれの活動を紹介しました。
97年続く「望来獅子舞」伝統を守りながら、時代に合わせて変化

最初に登壇したのは、望来獅子舞保存会の役員を務める角田由希さん。
望来獅子舞の歴史や保存会の活動について紹介しました。
望来獅子舞のルーツは、富山県にあります。昭和5年に始まった望来獅子舞は、今年で97年目を迎えました。
毎年9月に行われる望来神社のお祭りでは、望来の家を一軒一軒回って舞を披露。そのほか、ふるさとあきあじまつりや厚田の文化祭などでも活動しています。
これまで男性しか参加できなかった保存会の活動ですが、近年では女性も活動に参加できるようになったといいます。
現在は笛吹きに女性が参加しているほか、ここ3年ほどは、獅子取りの子役として女の子も参加できるようになったそうです。
「時代に合わせて我々も変化していかないと、せっかく守り伝えてきた獅子舞が途絶えてしまう」
角田さんは、伝統を守るために変化していくことの大切さを話していました。
石狩を網羅する地域メディアで、情報をもっとわかりやすく

続いて登壇したのは、当ブログ「いしかりマニア!」の管理人、村瀬真央です。
2023年からライターとして活動し、2024年には石狩の情報を発信するInstagramを開設。今年7月には、「いしかりマニア!」を立ち上げました。
今回は、これまでの活動と、今後目指している地域メディア像についてお話ししました。
発信で大切にしているのは「わかりやすさ」。お店の場所や駐車場の有無、人気メニュー、子ども連れで行けるかなど、読者が知りたい情報を具体的に届けることを目指しています。
少し難しく感じる暮らしに関わる大切な情報も、記事や投稿を通してわかりやすく伝えられたら、もっと多くの人に知ってもらい、興味を持ってもらうきっかけになるのではないかと思っています。
また、一時的なバズを狙うのではなく、地域のお店を継続的に紹介していくことも重視しています。
今後は、厚田や浜益など、現地の方と連携しながら、石狩市全体の情報を幅広く発信していきたいと話しました。
将来的には、YouTubeや音声配信などにも挑戦し、1つの情報をさまざまな媒体から届けていく予定です。
石狩の魅力を全国へ!瓔珞会が挑戦する鍋の商品開発

最後に登壇したのは、社会福祉法人瓔珞会の大石橋光さん。
機能訓練指導員として働きながら、コーポレートコミュニケーションチームの責任者として、広報活動を行っています。
瓔珞会は、石狩市で21年間にわたり介護事業を行っている法人です。3つの施設と7つの事業所があり、0歳から100歳代まで、さまざまな世代や立場の人が関わり合う「ごちゃまぜ」ケアに取り組んでいます。
きっかけは、現場スタッフの「高齢者のデイサービスと児童デイを一緒にやってみたい」という一言から。現在は、高齢者と子どもたちが日常の中で交流できる環境をつくっています。
今回紹介したのは、全国の「ごちゃまぜ」に取り組む仲間が、地域の特産品を通してつながる「GOCHA!! RALLY」。2027年の開催地が石狩に決まったことから、現在、石狩の魅力を全国に届ける鍋つゆの商品開発を進めています。
今回の登壇では、
「瓔珞会オリジナルの鍋つゆを開発するには、何から始めたらいいのか」
「商品開発を成功させるにはどうしたらいいのか」
と、参加者にアドバイスを求めました。

質疑応答では、
「味噌じゃないとダメですか?」
「醤油ベースでもいいんじゃないですか?」
といった意見が出ました。
また、不漁によって鮭の価格が高騰し、手に入りにくくなっていることにも触れられました。
そのため、鮭にこだわらず、落花生や野菜など、石狩の特産品を取り入れてはどうかというアイデアも出されました。
石狩ならではの食材を使って、どんな鍋が完成するのか、今から楽しみですね。
交流深掘りタイムで、さらに広がるつながり

登壇後は、交流深掘りタイムへ。参加者は、赤と青の付箋に感想やアイデアを書き込みます。
登壇者がそれぞれのテーブルをまわり、参加者とゆるくお話しする時間です。

「私、こんなことができます」
「こういう活動をしています」
といった会話から、新たなつながりやアイデアが生まれていました。
石狩のこれからをゆるっと語り合う「石狩ミライゆる会議」。
次回は、2026年11月18日(水)に開催予定です。
石狩のことをもっと知りたい方や、新しいつながりをつくりたい方は、ぜひ参加してみてください。

