石狩の未来についてゆるく話し合う「石狩ミライゆる会議」。
毎回石狩にゆかりのある登壇者を招いて、石狩のこれからについてゆるく、でも真剣に話し合うイベントです。
今回は、2026年8月19日(水)に花川北コミュニティセンターで開催された「石狩ミライゆる会議 番外編2」の様子をレポートします。
「石狩ミライゆる会議」って?

「石狩ミライゆる会議」は、市民や石狩に関わる人たちが、石狩のこれからについて一緒に考える場。
普段の会では、3人の登壇者の話を聞いたあと、参加者も交えてグループトーク。
登壇者を囲みながら、それぞれのテーマについて自由に話します。
単に登壇者の話を聞くだけではなく、「自分はこんなことで関われそう」「こうしてみるのはどう?」など、参加者からもさまざまな意見が飛び交います。
今回は番外編ということで、普段とは形式を変え、3人の登壇者によるトークセッション形式で行われました。

今回の登壇者はこちらの3人。

飯塚諒さん(株式会社 WREERA 代表取締役、フォトグラファー)

大川実さん(石狩市 企画政策部企画課 課長)

草野竹史さん(NPO法人 ezorock 代表取締役)
それぞれ異なる立場から石狩に関わる3人が、「石狩の未来」について語りました。
まずは「第6期石狩市総合計画」について知る

トークセッションに入る前に、石狩市企画政策部企画課の中村さんより今回のテーマでもある「第6期石狩市総合計画」について説明がありました。
総合計画とは、これからの石狩市をどんなまちにしていきたいのか、そのために何をしていくのかをまとめたもの。いわば、これからのまちづくりの方向を示す「設計図」のようなものです。
現在策定が進められている第6期総合計画は、第5期総合計画をもとに、この10年間で石狩市がどう変わったのかを振り返りながら、今の石狩市に合った内容へブラッシュアップしていきたいとのこと。
説明では、これまで市民や子どもたちから意見を聞きながら計画づくりを進めてきたことも紹介されました。
※参考:第6期石狩市総合計画|北海道石狩市公式ホームページ

第6期総合計画について知ったところで、いよいよ3人の登壇者によるトークセッションがスタートしました。
トークセッションでは、まず「石狩で暮らす人たちが、まちづくりを自分ごととして捉えるにはどうしたらいいのか」という話題に。
その中で出たのが、地域の中で人と人とのつながりをどうつくっていくかという話です。
厚田で地域おこし協力隊として活動していた飯塚さん。任期を終えた現在は、石狩市内の別のエリアで暮らしています。

厚田では、地域の人たちはお互いの顔や人となりを知っていて、人とのつながりを強く感じていたそうです。
一方で、現在暮らしているエリアでは、意識して交流の機会をつくらなければ地域の人と関わることがなかなかないといいます。
また、ひとことで「石狩市」といっても、厚田や浜益など、それぞれの地域ごとに特性は異なります。
だからこそ、総合計画も石狩市全体をひとくくりにするのではなく、それぞれの地域に合った形でまちづくりに落とし込んでいくことが大切という話も出ました。
「活躍する」って、何だろう?

会話の中で出てきたのが、「誰もが活躍する地域」という言葉。
「活躍」と聞くと、仕事で成功したり、何か大きなことを成し遂げたりするイメージがあります。
しかし、地域の中で「何が好きなのか」「何をしている人なのか」をお互いに知っていることも、活躍につながるのではないかという話になりました。
そこで紹介されたのが、浜益で進められている「一人一看板」という取り組み。
起業というと大げさだけれど、ひとり一つ自分の得意なことや好きなことをみんなの前で宣言するというものです。
「年に3日だけ、お茶をたてる講座をやります」
「サッカーが好きなので、ワールドカップの時期はスポーツバーを開きます」
そんな小さな「やってみたい」でもOK。
一人ひとりが地域の中で役割を持つ。生涯現役で、できることを続けていく。
「活躍する」って、何か特別なことをすることでなくてもいいのかもしれません。
ライジングから生まれる、石狩とのつながり

「石狩といえば?」と聞かれて、まず「RISING SUN ROCK FESTIVAL(以下、ライジング)」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
市内外から多くの人が訪れる音楽フェスですが、せっかく石狩で開催されているのだから、地域と来場者のつながりをもっと生み出せないか、という話が出ました。
たとえば、ライジングをきっかけに石狩に興味を持った人が、ライジングのときだけでなく、普段から石狩を訪れたり、地域の人手が足りないところを手伝ったりする。
そうした関わりが生まれれば、石狩と継続的につながる「関係人口」を増やすことにもつながるかもしれません。
余談ですが、ライジングのステージに「本籍を置きたい」という方もいるのだとか。
ライジングが愛されていることが伝わる、ちょっと面白い裏話も飛び出しましたよ。
「ちょっと話してみたい」で参加してOK

今回は、普段なかなか話す機会のない市役所の職員に、直接質問や意見を伝えられる場面もありました。
「総合計画」と聞くと少し難しそうに感じますが、話題になったのは「もっとこうなったらいいな」「こんなことができるんじゃない?」という身近なことばかり。
それぞれ立場は違っても、根っこにあるのは「石狩をもっと良くしたい」という思い。
そんな共通点があるからこそ、さまざまな意見が飛び交い、新しいアイデアにもつながっていくのかもしれません。
次回の「石狩ミライゆる会議」は、9月16日(水)に開催します。
ゆるく、でもアツく。石狩のこれからについて、一緒に語りませんか?
石狩ミライゆる会議
Instagram:@yuruishikari


